大田区 審美歯科|さとう歯科医院
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さとう歯科医院物語

結婚式へのバトンリレー

平成12年のことです。
「院長オールセラミッククラウンの形が不十分なのでちょっとみて下さい」 とあるドクターから声をかけられた。
患者さんの口の中を確認すると内側の歯肉がわずかにカバーしきれてないように見えた。
見えるところではないし、合着してしまえばだれも気付かないだろう。
放置のドクターは多いが担当医はプライドから院長の確認を取ったのだろう。
院長の「そのまま再度外注するよりも、携帯修正をして歯形をもう一度とった方がより綺麗に仕上がるでしょう、もちろん患者さんの費用負担はゼロで」という解を取り付けて患者さんに伝えました。

すると患者さんは
「ええ?それじゃあ結婚式に新しい歯が揃わないんですか?」

初耳だったので
「どなたの結婚式ですか?」と担当医が問うと

「私のです。」

と男性患者さんが答えました。

治療計画を立てるときにそれを言ってくれればよかったのに・・・
という思いを飲み込み担当医は「式はいつですか?」と静かに尋ねた。
「今度の土曜日です」 通常歯形をとってから一週間で完成される工程を三日で仕上げてもらわないと間に合わない計算になる。
担当医はすぐに技工所の担当者に電話をかけ、明日の午前中までには歯型・模型が到着すれば、期日までに何とか間に合わせるという約束を取り付けすぐさま再治療に戻った。 手際よく治療を終えた担当医はバイク便のメール問い合わせにメールを打ちかけ思い直して電話をかけた。
1.5時間以内に集荷され約2.5時間後に技工所に到着したとの報告があった。
やれやれと思ったのもつかの間、オールセラミッククラウンが出来上がってくる日は患者さんの仕事の都合で診療時間際でないと来院できないという。
「院長その日は私が不在なので合着(セラミックを歯に接着すること)は他のドクターにお願いします。」と担当医からバトンを渡された。

かくして無事にオールセラミッククラウンは合着され患者さんの結婚式に間に合わすことが出来たのだった。
「どうぞお幸せに!」
うちの「ラブリーエンジェル」の"ここぞ"というときのチーム連携と目的を果たそうという責任感はいつ見ても最高です。

外見だけではわからない努力家たちの紹介

佐藤歯科医院に在籍した歯科医師は約30名。
今は女性ドクターが多いため 「若くて大丈夫?」と心配される方がたまにおられるのでそのことについてお答えします。

彼らは私の目から見てもいろいろ勉強になります。
彼らのキャリアは以下の通りです。(重複あり)

●歯学博士12名(男性7名)
●2つの大学を卒業した人5名(男性2名)
●3つの大学を卒業した人1名(男性)
●歯科大学主席卒業3名(男性1名)
●認定医4名(男性1名)
●専門医1名(男性)

中には専門医の資格があると知れると「専門分野だけではなくやりにくくなる可能性があるので言わないで」というドクターもおり、卒業後に資格取得したドクターなども含めるともっと多いと思います。
若々しく見えますが(?)以上のように彼らの学習能力は抜群です。
どうぞ安心してご相談下さい。
更に彼らの後ろには院長が控えています。
そして連携病院として東京医科大学付属病院、昭和大学歯科病院、公社荏原病院へのご紹介も可能です。

わがドクター達の図々しさ

根管治療の長引く患者さんがいた。
痛みや排膿があり、根管充填が出来ない状態が続いていた。

その後担当医は何を考えたのかそれまでと違う消毒薬を使い初めとうとう手術用顕微鏡まで使って治療を続けた。
それでも治療は順調とは言えず、レントゲン上の病巣は撮影の度に広がっているようにさえ見えた。

担当医から相談を受け彼女が根管治療専門の名医「澤田則宏先生」(院長の同級生)にメールで相談していることを初めて知った。

そこで残された方法は外科処理しかない事を担当者に告げ、彼女の判断で私が手術を担当した。手術後、担当医の適切な抗生剤の処方も加わって痛みと排膿が止まった。
この瞬間を逃すと根管充填のチャンスはもう二度と訪れないかもしれない。

担当医はそのワンチャンスを生かして根管充填に成功しセラミッククラウンを入れて治療を仕上げた。

後日澤田先生にお礼のメールを送信したところ
「佐藤先生の診療室から二人のドクターから相談を受けました。熱心な先生が二人もいて素晴らしですね。」
という返信があった。

驚いてその二人に尋ねると、講演会に参加した程度の面識しかないのに澤田先生にメールを送って相談したという。
このように、当院のドクター達は若さゆえに患者さんのために貪欲に学んでいます。
「うちの「ラブリーエンジェル達」も結構思い切りよく挑戦するもんだ。」とその熱意ゆえの図々しさを知り嬉しくなった。